2006-11-10 (Friday)NFSサーバ
■ [linux][NFS][wol-plan]NFSサーバ立てました 
NFSサーバにsambaにも使用したサーバ用PC,NFSクライアントにはvmplayerを用いました.
vmを使ったのはメインPCがWindowsのシングルブートだからなわけで.
とりあえず,NFSサーバに関連するファイル,コマンドの紹介.
の前に動いてますよ,な感じのSS
それでは,今度こそ紹介.
■ [linux][NFS][wol-plan]サーバの立て方 
【Server】Fedora Core 5
とりあえず,
設定をする前に
でnfs-utilsが入ってることを確認しましょう.
俺の環境には
nfs-utils-1.0.8.rc2-4.FC5.2
system-config-nfs-1.3.19-1
の3つが入っていたので,もしかしたら他のも必要かも.
[file]
/etc/exports
スペースの扱い,root_squash等の注意
/etc/hosts.deny
/etc/hosts.allow
記述はALL:hostでも問題ないけど,
portmap:hostとデーモン名毎に把握して書いた方が
セキュリティとしては安全
[command]
次のコマンドを順番通りに起動しましょう.
第1フィールドに書いた番号が起動する順番です.
同じ数字は順不同で.
1 # /sbin/portmap
ディストリビューションによってはrpc.portmapであることも.
2 # /usr/sbin/rpc.nfsd
2 # /usr/sbin/rpc.mountd
3 # /usr/sbin/rpc.statd
3 # /usr/sbin/rpc.lockd :ファイルロックを使う場合は起動
# rpcinfo -p
portmapper, nfs, nlockmgr, mountd, statusの5つかな
これらが起動していることを確認しましょう.
# ps ax
でプロセスがあることも確認しておきましょう.
※余談ですが,ツリー表示はps axjf
# exportfs -a
他の設定としては,
次からの起動のためにchkconfigでデーモンが実行されているかも確認しておきましょう.
nfsとnfslockがそれです.
nfslockも使わない場合はoffのままでも問題ないはずですが.
■ [linux][NFS][wol-plan]クライアントの設定 
[file]
# mkdir clientdir
マウントするディレクトリはあらかじめ作っておかなければなりません.
# mount -t nfs serverhostname:serverdir clientdir
(serverhostname:サーバのホストネーム名前解決できないならIPも可)
これでマウントできます.
ファイルシステムは指定しなくてもいけると思います.
/proc/filesystemsにnfsが記述されていなければならない
らしいのですが,俺の環境ではできました.
これで以上ですが,ブート時にマウントする方法として以下の2つがあります
o automountを用いる
fstabの記述は既に記述されているものを真似ればよいです.
例としては
192.168.xxx.yyy:/serverdir /clientdir nfs option 0 0
となります.
別ホストのディレクトリの指定方法はscpなどで用いたりLinuxで普段使われる表記だと思いますので,常識として覚えておいて損は無いと思います.
フィールドを区切っているスペースはタブでもOKです.
第4フィールドのオプションについてはrsize, wsizeがあります.
いくつがいいのか分からなかったので4096としておきました.
そろそろタイプするのが億劫になってきました.(ぇ
また,サーバとの接続が保障されなくなったときにクライアントがどのように振舞うかを指定するオプションとしてhard, softがあります.
ソフトマウントはファイルの破損が生じるため基本はhardオプションを用いておきましょう.hardを使う場合はintrオプションを併用すると,サーバがクラッシュした時に,サーバに接続していたプロセスがサーバが復旧するまで停止します.復旧すれば何も無かったかのように継続されます.
第5,第6フィールドはそれぞれdump,fsckコマンドのときのフラグです.
ローカルなファイルシステムではありませんし,0にしておきましょう.
automountについては/etc/auto.masterに記述したディレクトリに対してautofsを適用します.
記述の仕方は,例として
/misc /etc/auto.misc
このようなものです.
これは/miscにautofsを適用し,その動作を定義する設定ファイルは/etc/auto.miscであることが書かれています.
しかし,この方法だとディレクトリを一枚はさむので,ルートディレクトリ直下にマウントしたかった俺としては―――
というわけで,fstabを使うことにしました.
automountの方がシステムのリソースは少ないらしいのですが...
参考:
http://www.redhat.com/docs/manuals/enterprise/RHEL-4-Manual/ja/ref-guide/s1-nfs-server-export.html
http://h50221.www5.hp.com/cgi/service/knavi/production/doc_disp.cgi?category=722&doc=jnav000323
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/NFS-HOWTO/server.html
http://www.stackasterisk.jp/tech/systemConstruction/nfs01_01.jsp
http://web.mit.edu/rhel-doc/4/RH-DOCS/rhel-rg-ja-4/ch-nfs.html
http://www.stackasterisk.jp/tech/systemConstruction/nfs01_01.jsp
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/NFS-HOWTO/client.html
http://www.a-yu.com/opt/nfs01.html
automount
http://www.redhat.com/docs/manuals/enterprise/RHEL-4-Manual/ja/ref-guide/s1-nfs-client-config.html
http://www.linux.or.jp/JF/JFdocs/Automount.html
http://www.momonga-linux.org/docs/Removable-HOWTO/ja/automount.html
http://www.d2.dion.ne.jp/~imady/unixtips/linux-nisplus-autofs.html
ああ疲れた.